電気代削減ガイド 企業編

オフィスの電気代を削減するための方法

企業の電気代削減には「空調」の節電が重要!

 

資源エネルギー庁の調査(H23年)では、企業の電力消費割合は以下となっています。

エアコン(空調)を節電するためのおもな方法とは?

空調…42%
照明…27
OA機器…8
ショーケース・冷蔵庫…6
エレベータ・エスカレータ…3

以上のように、空調がもっとも高いという結果に。
業種別に見ても、電力需要の中で空調の占める割合はオフィスビルで48%、卸・小売店でも48%、食品スーパーは25%、医療機関では38%、飲食店でもピーク時には46%となっており、どれほど空調が企業の電気代に影響を与えているかがわかります。
したがって企業において電気代の削減を考える場合は、いかに空調(エアコン)の電力使用量を抑えられるかがカギとなるのです。

企業に人気の電気代削減システム6つを比較しています

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業務用の空調(エアコン)を節電するためのおもなシステム

業向けの空調節電システムは、さまざまありますが、ここでは代表的なものを紹介しましょう。

デマンドコントローラ
電力消費量を監視して目標の設定値に収まるように警告したり空調を自動制御する装置です。電力ピーク値をカットすることで年間の基本使用料を下げ、電気料金を削減する効果があります。
コンデンサ
空調の室外機に取り付け、コンデンサを増設することで負荷を分散させ、空調能力が上げて少ない電力で大きな空調効果を得られるようにするものです。吸熱及び放熱が円滑になり、冷房・暖房能力がアップします。
【注目】金属表面修復剤
空調のコンプレッサーに薬剤を注入し、内部の金属板の摩耗やキズを補修し空調の性能を回復させるものです。コンプレッサーの経年劣化により増えてしまった電力消費量を新品の頃に近い状態に戻すことが期待できます。さらに詳しく>>
ガスヒートポンプ
室外機のコンプレッサーをガスエンジンで駆動して冷暖房を行う空調システムのことです。少ない電力で稼働することができるようになるため、電気モータヒートポンプと比べると総消費電力が約10分の1で済みます。
業務用エアコンクリー二ング
空調を分解してフィルターや熱交換器に付着した汚れを高圧洗浄機で洗浄するものです。汚れが付着によって熱交換率が低くなり、負担がかかることで落ちてしまった空調の性能を元の状態に戻すことで節電します。
噴霧器
空調の外機に取り付ける散水システムのことです。打ち水効果により夏場に高温になってしまったアルミフィンの温度を下げ、熱交換率を高めます。冷房ピーク時の省エネ、冷房安定運転、高圧カット防止に役立ちます。

エアコン(空調)を節電するためのおもな方法とは?

企業で導入されている、電気代削減方法は、おもに以上も6つとなります。
しかし、これらのシステムのどれが1番節電に効果的なのか、導入費用やランニングコストを考えると、非常にわかりづらい点もあるのではないでしょうか。
そこで、このサイトでは上記の6つの方法を節電率や導入費用、ランニングコスト、施工方法などで比較してみました。ぜひ参考にしてみてくだい。

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空調の電気代が高くなってしまう理由とは

電気代削減は空調の節減が重要

調(エアコン)は快適に仕事をするうえで、企業には、欠かせないものになっています。

器械も家庭用よりも大きく、しかも就業時間中はずっと稼働している状態です。
したがって空調の電力需要の割合が一番高いというのも頷けます。
しかし、それだけではありません。空調は使えば使うほど、毎年4~5%の割合で電力消費量が増加していくのです。
その原因はコンプレッサーの劣化です。
コンプレッサーの金属部分に摩耗やキズが生じると冷媒ガスの圧縮効率が低下し、設定温度になるまでの高速運転の時間が長くなるため、電力消費量を増加させるのです。
ということは、空調は何もしないで放っておけば年々電気代を高くしていき、さらに電力需要の割合を高くしてしまうという悪循環を生み出してしまいます。

空調を長年使用している場合は、おそらくこれが理由で空調の電力消費量を高くしてしまっていると考えられます。